修学旅行記 1日目
2年生が後期の初めに行く恒例の修学旅行。
今年度は10月3日より4泊5日の日程で実施されました。
生徒有志に旅行記を書いてもらいました。
10月3日早朝、私たち新潟高校2年生は新潟駅を出発!
新型コロナウィルスの影響で中学生の頃に修学旅行が規模の縮小や中止となり、待ちに待った修学旅行で、新幹線の車内では皆が気分上々↑ ↑
滲み出てくる高揚する気持ちを抑えつつ、1日目の訪問先である法隆寺・中宮寺に向かいました。
新大阪駅(粉もんの良い匂いがしていた)に到着し、“天下の台所“大阪の街並みに驚きながら観光バスに乗り込みました。バスの中では、バスガイドさんの大阪・奈良に関する面白い話を聞いたり、朝早くの出発のためか睡眠をとっている人もいて、あっという間に奈良・斑鳩に到着していました
最初に向かったのは中宮寺。1300年の歴史があり、聖徳太子ともゆかりのあるお寺です。なんとここで、新潟高校の卒業生の1人である歌人 会津八一先生(1881〜1956)がこのお寺に縁のある人だと言うことで特別に本堂の内陣に入らせていただきました。本尊は如意輪観音像で、飛鳥時代の最高傑作の1つと言われています。この観音さまの顔のほほ笑みと清らかな気品はこの上ないものでした。
次に、世界最古の木造建築と言われる世界遺産 法隆寺を訪れました。金堂や五重塔、夢殿をはじめとする建築は圧巻でした。あたりを見回すと国宝や重要文化財に指定されている建造物や仏像ばかりで、このお寺の長い歴史を身をもって感じることができました。また、教科書の写真で見るだけでなく、“本物“ を見ることの重要さに気づくことができました。